2005年10月09日
マスメディア(テレビ)の偏向報道 -のまネコ問題から-
今回の「のまネコ問題」から、既存メディアの偏向報道について考えたいと思います。
私自身が実際に直接報道をみたのは報道ステーションの放送だけですが、その他ネット上にある情報からいろいろと考えていきたいと思います。
今回の「のまネコ問題」で、テレビの報道は概ね「加害者のネットor2ちゃんねる」「被害者のavex」という印象を持たせようとするような報道が多いようです。
※私自身の印象です。人によってはそう感じない人もいると思います。
エイベックス・のまネコ問題に見る、既存メディアのインターネットへの偏見
女性セブン、犯行予告について掲載
10/6 16時頃小学館 女性セブンに、犯行予告について掲載されました。以下、記事を一部転載させて頂きます。
P39 1段目
騒動の発端は、エイベックスが3月に発売したO-ZONEのアルバム「DiscO-Zone〜恋のマイヤヒ〜」に、猫をモチーフにしたキャラクター映像をつけたことだった。
(中略)
アルバムがヒットしたことから、この猫をモチーフにした「のまネコ」をキャラクターとして展開したところ、これが2ちゃんねるのマスコット的キャラクターである「モナー」に酷似しているとして、同サイトに批判の書き込みが殺到。
まず、PVのネコキャラクターですが、avex社の発表により「モナー」をインスパイヤしたと述べられております。 猫をモチーフではなく、「モナーをモチーフ」であるべきです。
また、2ちゃんねるで批判の書き込みが見うけられたのは「モナー」に酷似している、ということではなく、元々はモナーであるという点が最も批判を招く要因になっています。元々はモナーですので酷似するのは当然ですし、当時はPVのキャラがのまネコと思われていたこともその要因の一つとなっています。
補足:avex社の見解では、 マイアヒ・フラッシュのイメージを残しつつ新たなオリジナリティを加えて別のキャラクターとして描き下ろされたとあります。マイヤヒ・フラッシュはインターネット掲示板において親しまれてきた「モナー」等のアスキーアートにインスパイヤされて映像化 されたものですから、そもそもの発祥は「モナー」であることはavex社さんからの公式見解からうかがえることです
P39 2段目
「怖いのは、ネットに抗議文だけでなく、松浦社長らの自宅住所まで公開されたことです。これでは社員だけでなく、所属アーティストである浜崎や大塚たちだって震え上がってしまいますよ」(音楽関係者)
公開されたのではなく元々、avex社の公式サイトで公開されていた情報です。 avexの公開文書「主要株主及び筆頭株主の異動に関するお知らせ」に松浦勝人氏の住所は掲載されており、avexのサイトでどなたでも閲覧することが可能です。
P39 5段目
殺人予告は言語道断で、たとえ、エイベックスに抗議するにしても、もっと別の方法があるはず。
こんな書き込み“自由だ”なんて言わせない。殺人予告が言語道断であることに関しましては多くの2ちゃんねるユーザも同意であると思います。殺人予告についてはJANJANの記事を是非ご覧下さい。
スポーツニッポンの記事にて 10/3 夜スポーツニッポンの記事に一部、誤報だと思われる記事がありました。該当部分の記事を転載させて頂きます。
渋谷駅前のモヤイ像周辺では、無許可でビラを配布していたために、警察官が近づくと逃げる男性らの姿も見られた。
上の記事にある無許可でビラを配布といった表現は誤報です。 ビラ配布は警察の許可を得ています。(許可書画像1|許可書画像2)
また、ビラ配布場所で警察官の姿を確認した人はいないようですが…
↓
スポーツニッポン、10/3関連記事の一部謝罪 10/5 12時頃以下、謝罪文章を転載させて頂きます。また、何故こういった誤解をされたのかについては不明。
◇おわび
3日付社会面のエイベックス脅迫騒動関連「2ちゃんねらービラ配布」記事で「無許可でビラを配布」としたのは誤りでした。
おわびします。
※引用元→エイベックスのまネコ問題まとめサイト
「ネットor2ちゃんねるの匿名性が犯罪を助長している」とのコメントをするコメンテーター、報道内容が目立ちます。
ちょっと待ってくれと言いたい。
今現在、2ちゃんねるをヘビーに使っているユーザーで「脅迫や誹謗中傷をすればすぐにつかまる」という事をしらない人が何人いるでしょうか?つか、いねーだろ。
2ちゃんねるをある程度使っている人、インターネットをある程度利用している人であれば犯罪行為を働いた時にインターネットの匿名性が守ってくれるというのは神話にすぎないという事はほとんど誰でも知っていることだと思います。
それなのにテレビで「ネットor2ちゃんねるの匿名性が犯罪を助長している」なんて事を繰り返すから、ライトユーザーが勘違いをして実際に脅迫の書き込みをするのではないでしょうか?
私は個人的にそう思えます。
テレビは偉大だと思います。
ホリエモンが言っていたように、圧倒的なリーチがある。
テレビに出れば一般的で、出なければ一般的でない。そういった考えもある意味間違った物とは言えないでしょう。
ただ、その報道が客観的であるとは到底言えないという事を最近ではひしひしと感じます。
今回の「のまネコ問題」でなにが一番ネットユーザーの反感を買ったのか?
それは経緯だと私は考えます。
わた氏が最初に製作したマイヤヒFLASHは「モナー」によって作られていました。
ここが一番の重要なポイントだと思います。
それを「のまネコ」というオリジナルキャラクター(のちにインスパイヤされたと認めた)だと言って商売を展開し始めた事にねらーやらネットユーザーを反応した。
ただ、この経緯等はテレビではあまりキチンと放映されません。
今までは個人個人が持っている情報が一度マスメディアに吸い上げられて、加工され見やすい形になって(これはすごい利点)テレビ、ラジオ、新聞を通して再分配される。
既存のこういった情報の流れだとどうしても情報の集中しているマスメディアの利益勘定によって情報が捻じ曲げられます。
一般市民には手にすることが出来なかった情報というものがインターネットの普及で個人の持っている情報が直接横のつながりを持って集約されていく。
今回、当事者とは言わないまでもテレビで取り上げられている問題の情報をマスメディア以外から入手できる環境になり、いかにテレビの報道が色をつけてされているかという事がわかりました。
ただ、私は「ネット=万能」「ネットマンセー」と言いたいわけではありません。
ネットはネットの大きなデメリットを持っていると思います。
模造が簡単である。ネタで釣りたがる人もいる。
インターネットの重要性が増していく中で、既存のメディアはもっと確実性のある客観的な報道をより心がけなければならないし、その情報を利用する立場の私達もメディアリテラシーを現在よりもっと磨いていかなければならないと思います。
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↑これなに?
- by taku
- at 10:29







コメント
端折って書くと誤解を受けそうだが、俺はマスメディア(テレビ)はあまりにも偏りすぎていて全くといっていいほど信用していない。そういう事があった、といった情報入手手段の一つとしか考えていない。
ニュース番組はワイドショー化していて面白ければいい状態で、重要で本当に知りたい事については報道しない。
しかし、テレビの影響力は絶大でこれからもあり続けるだろし、ネットに書き込まれたものは誰でも書けるが故、中には街中で普通に話をしているかのようなきつい書き込みもある。そのような書き込みについて弁護するつもりはないが、何かあった時にそこだけ取り上げて叩くのは如何なものか。
まあ、ちょっと前に自己責任という言葉が流行ったが、全員が全員そうなるのは無理だからねぇ。叩く相手は個人だし変わらないだろうね。
確かに個人的には最初から「マスコミは偏っている」って割り切ってるところがあるんだけど、嫁やら親やらはマスコミが作った印象そのままだから、それはいかんな〜と思うわけですよ。
> ネットに書き込まれたものは誰でも書けるが故、中には街中で普通に話をしているかのようなきつい書き込みもある。そのような書き込みについて弁護するつもりはないが、何かあった時にそこだけ取り上げて叩くのは如何なものか。
これはあるよね。
まぁいわゆる「便所の落書き」が簡単にアクセスできてしかも集約されててアーカイブ性が高いっていう今までになかった文化にみんなが一生懸命対応してる最中なんだろうな。